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アルバイト・パート社員の「働く理由」「辞める理由」

2009年10月21日
◆どんな理由が多いのか?
大手人材総合サービス企業が、アルバイト・パートとして就業中の労働者(約3,000名)
を対象に、「働く理由」・「辞める理由」に関する意識調査を実施し、その結果が発表
されました。


◆働く理由…「趣味」「貯金」の減少が目立つ
「働く理由」については、「生活費を補いたかったので」(42.9%)が最も多く挙げられ、
次いで「趣味に使うお金が欲しかったので」(36.1%)、「時間を有効に使いたかったの
で」(33.3%)と続いています。

昨年の結果と比較すると、主な理由が軒並みポイントを下げている中で、「生活費を
補いたかったので」が0.7ポイントとわずかながら増加しています。
また、昨年に比べて
減少した項目の中では、「趣味に使うお金が欲しかったので」(9.1ポイント減)、「貯金
を増やしたかったので」(4.8ポイント減)の減少が目立っています。

遊びのためや生活の余裕を得るためではなく、生活費を稼ぐ必要に迫られてアルバ
イト・パートを始めた人が増加していると考えられますが、アルバイト・パートであって
も、よりはっきりとした目的意識をもって仕事に向き合う層が増えている結果とも考え
られます。


◆辞める理由…「店長や社員の人の雰囲気が悪いから」が増加
一方、「辞める理由」については、「店長や社員の人の雰囲気が悪いから」が24.2%で
最も多く挙げられており、次いで「給与が低いから」(16.2%)、「楽でない・疲れる仕事
だから」(15.0%)と続きました。

昨年の結果と比較すると、最も多かった理由は「店長や社員の人の雰囲気が悪いから」
で変化はないものの、今年は5.8ポイントの大幅な増加となっています。

また、「給与が低いから」は昨年から4.1ポイント、「もっとよい条件の仕事が見つかった
から」は3.9ポイント伸びています。


◆仕事の選択基準はよりシビアに
これらの結果から、パート・アルバイトの方が、生活費を補う傾向がより強くなっていると
同時に、人間関係に加え、給与や条件面でよりシビアに仕事を選んでいる様子が見て
取れます。


(出島労務管理事務所便り平成21年10月15日号より)



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