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就職・会社・仕事に関する若手社員の意識は?

2008年09月26日
◆就職活動に欠かせない「インターネット」
社会経済生産性本部と日本経済青年協議会は、今春入社した新入社員を対象に「働く
ことの意識」に関して行った調査結果を発表しました。

就職活動で利用した情報源(複数回答)については、「インターネットの企業ホームページ」
(86%)が「会社説明会」(83%)を初めて上回る結果が出ました。
今や、ほとんどの企業
が自社のホームページを持っていると思われますが、そこに掲載されている内容を参考に
する学生が大変多くなっているようです。

また、新入社員が就職先を選んだ基準としては、上位から、「自分の能力や個性が活か
せるから」(28%)、「仕事が面白いから」(24%)、「技術が覚えられるから」(14%)となっ
ています。
これに対して、「会社の将来性」(9%)や「一流会社だから」(5%)といった
理由は、以前に比べると大きく落ち込んでいるようです。


◆「働き方は人並みで十分」!?
また、同じ調査によれば、「働き方は人並みで十分」と考えている人は51.9%(前年比4
ポイント増)、「人並み以上に働きたい」と考える人は38.5%(前年比4.3ポイント減)という
結果が出たそうです。
「人並みで十分」と考える人の割合は1992年以来の高水準となっ
たそうですが、仕事に対する意欲や熱意の少ない若者が増えているのでしょうか?

◆「取締役にはなりたくない」!? 
また、日本経済新聞とNTTレゾナントが、22歳から29歳の若手社員を対象に行ったアンケ
ート調査では、「会社の取締役になりたいですか?」という質問に対し、「なりたくない」と
回答した人(65.7%)が「なりたい」と回答した人(34.3)を大きく上回る結果が出たそう
です。
「なりたくない」と答えた人の理由(複数回答)としては、「責任を負うのが面倒」
(60.8%)、「取締役になる年次まで今の会社にいるつもりはない」(41.0%)、「他人を蹴
落としてまで出世したくない」(26.2%)、「株主代表訴訟で負ければ多額の賠償金を
払わなければならない」(7.2%)、「社会的なステータスが下がった」(5.4%)などといった
ことが挙げられていました。

会社内での出世願望、上昇志向を持つ若手社員も、以前に比べると少なくなくなってきて
いる傾向にあるようです。


(出島労務管理事務所便り平成20年8月15日号より抜粋)

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